眼瞼下垂修正手術の経過を追う。成功の要因は?体験談part5

どーもこんにちは、さちゃーです。

以下のような人に向けた記事です。

  • 眼瞼下垂のことを知りたい!
  • 症例写真や経過を見たい。
  • 眼瞼下垂手術をしようか迷っている。
  • 眼瞼下垂の体験談を聞きたい。

今回は眼瞼下垂手術の体験談第5回目となります。

(過去の体験談はこちら→1回目2回目3回目4回目)

ここでは眼瞼下垂の修正手術を受けた時のことを2回に分けてお話しします。

今回はその後編となります。

結論から述べますと、手術は大成功。

過去3回の手術の失敗を生かして、十分満足のいく結果となりました。

術後の経過を写真で見ていくとともに、成功の要因と良いドクターの見分け方についても併せて紹介していきたいと思います。

※今回は4回目の手術(赤い文字の部分)についてお話しします!

筆者の二重手術遍歴

  • 2011年春 埋没法→一重から二重
  • 2011年秋 埋没式眼瞼下垂手術→右のみ
  • 2014年秋 保険適用の眼瞼下垂手術(切開)→右のみ
  • 2017年春 自由診療の眼瞼下垂修正手術(切開)→左右

経過の写真

多分皆さん1番気になっているのが経過だと思います。

手術当日から術後1年半ほどまで、写真で経過を見ていきます。

向かって左が右目、向かって右が左目です。

※数年前に撮影した写真です。画像が荒いうえに下手です。また、目の部分が見えやすいよう明るさ等も調整しているため、色合いに違和感のある写真があります。お見苦しい部分がありますが、ご了承ください。

手術当日

抜糸前

2日目〜4日目

術後の翌日が1番腫れるとドクターから聞いていたのですが、本当に2日目(特に朝)が1番腫れました。

5日目〜7日目

それにしても、本当に写真を撮るのがめちゃくちゃ下手ですみません。真っ正面から撮れていないものが多く、見にくいですね。

この時点で、先天性の眼瞼下垂だった右側の目の開きがかなり大きいです。

手術中の調整時にかなり開くようにしてもらったので、ビックリ目とまではいきませんが既にぱっちりな目です。

抜糸後

抜糸後は左右の目が揃うのか不安で仕方なく・・・毎日撮影ができなかった為、ダイジェストになります。

結果、1ヶ月ほどでかなり改善されました。

腫れが治まってきたことと、右目のまぶたが目の開きに慣れてきたことで左右差が落ち着いてきました。

ここでいう、「右目のまぶたが目の開きに慣れてきた」をもう少し詳しく解説します。

もともと右目は開きにくいので左目より力を入れて見開いていましたが、手術でまぶたを持ち上げてもらったことで力を入れる必要がなくなり、徐々に力が抜け適応してきたものと思われます。おかげで頭痛も無くなりました。

また、左目も眼瞼下垂手術でヘリング(片側の眼瞼下垂患者に起きやすい。患側が改善されたことで健側が下がってくる現象)が起きないよう同様にまぶたを調整したため、ちゃんと開いています。

いろいろな表情の写真

術後1年半過ぎの写真です。

笑顔の時や目を見開いた時の目の顕著な左右差が気になっていましたが・・・。

これらもかなり改善されました!

・・・が、正直、現在でも左右差はまだ残っており、若干左目が大きいです。

全く同じ形・開きにはなりませんでしたが、手術中に一緒に確認しながら、ギリギリ最大限まで開きを良くしてくれた為満足しています。

これ以上は今度閉眼した際に右目のまぶたが閉じなくなると注意喚起もしてくれたおかげで、再手術をしようという気持ちも起きません。

むしろここまで開きを合わせてくれたことに感謝しています。

術前と全4回の術後写真

目の変遷を手術順に振り返ります。

上から

  • 元々の目
  • 埋没後
  • 埋没式眼瞼下垂手術後
  • 保険適用眼瞼下垂手術後
  • 眼瞼下垂修正手術後

となっています。

比較しやすいように、同じような表情をしている写真を載せたかったのですが・・・少し違っていますね(^^:)

しかし、最後の術後写真で目の開きはかなり改善されているのが見て取れると思います!

3つの成功の鍵

今回、眼瞼下垂手術が成功したのは、

  1. 自分が眼瞼下垂の知識をしっかり持ってカウンセリングや手術に臨んだこと。
  2. 自分のまぶたを普段から観察し、状態を理解していたこと。
  3. 複数のクリニックに行き、カウンセリングを徹底していたこと。

この3つの要因が大きいです。

特に3番目ですが、セカンドオピニオンを徹底したおかげでいいドクターに出会え、納得のいく結果が得られました。

術後のビジョンを一致させ、手術のすり合わせをしっかり行うことができたことが成功の要因としては1番大きいです。

いいドクターの条件とは?

術前から術後まで100%想定通りにいくなんてこともありえません。そして修正手術ともなると、目を切開してみないとわからない部分はたくさんあると思います。

沢山のドクターのカウンセリングを受けてきましたが

  • 手術によって何ができて、何ができないのか。
  • 術後に起こり得る事柄やリスク。

根拠を示したうえで上記2点の説明を怠らないのが、いい医者の条件だと私は考えます。

根拠なく(ここ大切です)「大丈夫、できる」と簡単に言ったり、追加で違う手術を勧めてくる人は正直言ってあまり良いドクターとはいえないと思います。

あくまで私の経験上ですが。

眼瞼下垂の修正手術って難しい?

眼瞼下垂はただでさえ難しい手術ですが、修正手術となるとさらにグッと難易度が上がります。

一度まぶたを開き、中の構造に手を加えているのものをまた修正することなるためです。

前の手術の傷跡が残っていたり、手術を行った医師により術式が異なることもあります。

表面的に見てわかる部分もありますが、目を実際に切開し中を開いてみないとわからない部分も多いので、前のドクターがめちゃくちゃな手術をしている(例えばまぶたに深刻なダメージを与えていたり、筋肉を切りすぎていたり)とその分修正が一気に難しくなります

なので、眼瞼下垂の修正手術を考えている方は、眼瞼下垂手術のなかでも修正手術の実績がちゃんとあるドクターを選ぶことが大切です。

まとめ

5回に渡って眼瞼下垂手術の体験談をお伝えしてきました。

全く同じ手術を施したとしても、失敗と感じるか、成功と感じるかは人それぞれです。

自分が手術内容や経過に納得さえすれば、それはもう成功なわけです。

満足のいく手術が受けられるように、期間に余裕を持ち、さまざまなクリニックに行ったうえで手術に臨みましょう!

全ての眼瞼下垂に悩む方に、少しでも参考になったと思っていただけたら嬉しいです。

最後まで見ていただき、ありがとうございました!

眼瞼下垂修正手術の体験談。カウンセリングと手術の詳細編part4

どーもこんにちは、さちゃーです。

以下のような人に向けた記事です。

  • 眼瞼下垂のことを知りたい!
  • 症例写真や経過を見たい。
  • 眼瞼下垂手術をしようか迷っている。
  • 眼瞼下垂の体験談を聞きたい。

今回は眼瞼下垂手術の体験談第4回目となります。

(過去の体験談はこちら→1回目2回目3回目)

ここでは

眼瞼下垂の修正手術を受けた体験談

を2回に分けてお話しします。今回はその前編となります。

結論から述べますと、手術は大成功

過去3回の手術の失敗を生かして、十分満足のいく結果となりました。

まずはカウンセリングから手術の様子まで細かくお伝えしたいと思います。

術後の経過については後編でお話しします。

※今回は4回目の手術(赤い文字の部分)についてお話しします!

筆者の二重手術遍歴

  • 2011年春 埋没法→一重から二重
  • 2011年秋 埋没式眼瞼下垂手術→右のみ
  • 2014年秋 保険適用の眼瞼下垂手術(切開)→右のみ
  • 2017年春 自由診療の眼瞼下垂修正手術(切開)→左右

保険適用では納得しきれなかった

2014年秋、保険適用で眼瞼下垂手術をしました。

しかし、あくまで機能回復が目的の手術なので、細かいデザインや審美性まではあまり手をかけてもらえませんでした。

以下、術後の写真です。

私が特に気になってしまったのは以下2点です。

  • 力を抜いて目を開けているときは平気だが、シチュエーション(笑顔や上目遣い、目をカッと開けた時)によってまだ左右差がある。
  • 三角目で目頭側の開きが弱い。

それでも、機能的にはほぼ回復しているため手術を迷っていたのですが・・・。

3年後の2017年に会社を退職したことを機に修正手術を決めました。

眼瞼下垂の修正手術を受けよう!

ここまでの筆者の目の状態

  • 右目・・・埋没法→埋没式眼瞼下垂手術→切開で眼瞼下垂手術(挙筋前転法)
  • 左目・・・埋没法

希望の施術内容

  • ①三角目を直したい。特に目頭側の開きが弱いと感じるので直して欲しい。
  • ②右をやって左の瞼は下がってしまうのか?
  • ③二重の幅、開き共に左に合わせてほしい。

先ほど述べた2点をまぶたの現状として伝えるととともに、①〜③までの希望に重点を置き、3カ所でカウンセリングを受けました。

カウンセリング

Aクリニック

ドクターの印象→ちゃんと針金と鏡を使って、実際に目を持ち上げてみながら説明してくれた。リスクの説明がしっかりしていた。ハキハキとした印象。

①右目の三角目についてだが、筋肉の問題か、またはラインの食い込みが浅いのかもしれない。まぶたの中を開けて見なければわからない。

②ヘリングの法則がでないとは言い切れない為、そこも考えて手術中に細かく調整する。

③ 両まぶたの縦幅の長さを測定→手術前の現在もラインの縦幅は左右で違いはない。左は切開すると食い込みなどで皮膚が入り込むため、目の感じは今と少し変わる可能性あり。

今の左目が気に入っているなら、両目の二重ラインを少し上にずらして、右はがっつり、左はほんの少しだけあげるように手術するのはどうか。

両目を同じように麻酔して、両目をそれぞれ同時に同じ手術(眼瞼下垂の手術)を施せば目の大きさが合うと思う。

片方眼瞼下垂、片方切開で術式やアプローチを変えてしまうと左右差が出やすい。

・左目→眼瞼下垂手術 右目→眼瞼下垂修正手術

・費用は約70万

Bクリニック

ドクターの印象→話はまあまあ聞いてくれている。親切そうだがやや早めに終わらそうとする感じあり。診察室入って座ったら第一声が、「えー、目の大きさ違う?」って…まだちゃんとみてないのに…。

①以前は保険適用で、かつ右目しか施術をやらなかったから左右差が出たというのは関係ないと思われる。

前回の保険適用のものは単に目の開きが不十分だったのでは?

②右のみ施術すれば、ヘリングで今度は左が小さくなることない。

この目ならヘリングの影響はそこまで受けないと思われる。

③二重のラインは左の方が少し幅が広いように見えるので、右は左の幅に合わせて少し上あたりを切開する。

両目で同じ印象にしたいなら左目は全切開、右目は眼瞼下垂の手術を提案する。

・左目→全切開、右目→眼瞼下垂修正手術

・費用は約40万

Cクリニック

ドクターの印象→やや威厳のある感じ。話はしっかり聞いてくれるが、こっちが、「でも◯◯ですよね?」と突っ込むと意見がコロコロ変わる印象。マイナス点ばかりで腕に自信はないのか?

①右はラインを左より上に設定して、三角目解消のため目頭の筋肉を上げることはできる。

②ヘリングは起きないと思うので右側だけの手術でも良いのでは。

左目も眼瞼下垂の手術してしまうと、今度は左目が右目より開きすぎてしまうためお勧めしない。

③あらかじめ何ミリ切るか、ラインを決めて施術はする。

麻酔で目の開きも悪くなってしまう為、手術しながら両目の開きを合わせるといった調節はできない。

両目を同じ雰囲気にしたいとのことだが、切開跡も残る為、左は現在の埋没法でも充分では?全切開は二重の雰囲気も変わるため、左が気に入ってるのであればなおのこと。

そして診てもらっていると徐々に眼瞼痙攣を疑い始めるドクター。

→右が眼瞼下垂とのことだが、それならば頑張ってまぶたを持ち上げようと眉毛が上がるはずだが、右眉毛が下がってる。

もしかしたら眼瞼痙攣かもしれない。

眼瞼痙攣であったとしたら、眼瞼下垂の手術をしてしまうと、さらに右瞼が下がってくる可能性がある。

→ 眼瞼痙攣なら眼瞼下垂の手術をしても意味はない。眼科医ではないため、なんとも言えない。

・左目→埋没法 右目→眼瞼下垂修正手術

・費用の話はなし。

クリニック決定

どこも三者三様といった感じで、意見が全然違いますよね・・・!

そんな中で私が決めたのはAクリニックでした!

保険適用の時にも、左目は大きいままでヘリングは出ませんでしたが、B、Cクリニックのようにおそらく影響はない!と言われても、定かではないので不安でした。

その点、1番柔軟性があり融通を効かせてくれそうなのがAクリニックだと感じた為です。また、カウンセリングの時間についても1番たっぷりとってくれ、こちらの質問にもちゃんと納得のいく回答があったことも決め手になりました。

契約

クリニック決定後、手術前の別日に一度Aクリニックに行き、契約の手続きをしました。口頭と書面にて説明がありましたが、全部で4枚の書類に署名しました。

  • 術式の説明と考えられるリスクやトラブル、保証についての同意書
  • 個人情報の取り扱いについて
  • 麻酔を受けられる方への説明
  • 手術承諾書

クリニックと私自身の個人情報保護のためモザイク加工していますが、こんなにたくさん書面をもらいました!

※クリニックによって契約の書面は違いますので、参考までに!

手術はどんな感じ?

手術開始前の流れ

麻酔をする為、手術の6時間前から食事は禁止でした。

手術開始までの流れです。

待合室で待機→看護師さんに呼ばれ手術室へ→しばらくして先生登場→改めて先生と切開ラインを再確認。(なんども確認してくれて、質問にも優しく答えてくれました。)&切開ラインのマーク付け→手術開始

手術中の様子

麻酔は片目につき7回くらい刺しました。

正直ここが1番痛みを感じる場面です

少しして麻酔が効いてきたら、本格的に手術が始まりました。

全然痛みは無かったのですが、チョキチョキ何かを切っていたり、ジュッと何かを焼いてたり(生々しい表現ですみません)、まぶたを引っ張られたりする感覚がありました。

麻酔は途中で何回か追加したと思います。(その麻酔は痛くありませんでした)

右目からやっていましたが、ある程度終わると左目にも取り掛かっていました。そして右と左の目の大きさを合わせる為、両方ちょっとずつ調整しているようでした。

その後何度か身体起こし、鏡を見ながら先生と瞼の開き具合を確認しました。

三角目で気になっていた右目頭がもう少し上がるのか聞いてみると、「そうだよね~、結構あげてるんだけど、やっぱもうちょいかな」と言って再び右目を調整してくれました。

先生曰く、やっぱり私は右目瞼を動かす筋肉が左より弱いようです。

結局、「限界まで右瞼の目頭の筋肉を上げたがこれ以上は今度は瞼が閉じなくなる」とのことだった為、そこまでにしてもらいました。

手術当日の写真と術後の注意点

右目

左目

両目

思っていたより腫れはみられませんでした。

この時点ではやや右目のほうが開きが大きいですが、これから腫れが落ち着いたら良い感じになると思う。と先生は言っていました。

また、術後の注意点についても話がありました。

術後の注意点 ※手術後翌日を1日目とします。

  • メガネは当日からOK
  • 洗髪、洗顔、シャワー、コンタクト、(アイメイク以外の)メイク→1日後
  • アイメイク、スポーツ、飲酒→7日後
  • 喫煙→30日後

※ クリニックによって、術後の注意点は微妙に違ってくる可能性はありますので参考までにどうぞ!

まとめ

筆者はカウンセリング周りから手術を実施するまで、4ヶ月ほどかかりました

過去の手術は勢いで決めていましたが、日程に余裕を持ち、時間をかけて吟味してよかったと思っています。

さて、手術まで体験談をお話しさせていただきましたが、参考になりましたら嬉しいです。

別の記事で術後の経過をたっぷりの写真とともに振り返りたいと思います。

最後まで見ていただき、ありがとうございました!

保険適用で眼瞼下垂手術をしたよ。体験談&症例写真を大公開!part3

どーもこんにちは、さちゃーです!

以下のような人に向けた記事です。

  • 眼瞼下垂のことを知りたい!
  • 症例を見たい。
  • 眼瞼下垂の体験談を聞きたい。
  • 保険適用で眼瞼下垂手術を受ける、または検討中。

今回は眼瞼下垂手術の体験談第3回目となります。※厳密にいうと、1回目はただ一重から二重にしただけなので眼瞼下垂手術自体は2回目になります。(過去の体験談はこちら→1回目2回目)

ここでは

保険適用で眼瞼下垂手術を受けた時の体験談と経過

をお話しします!

結論から述べますと、手術自体は成功ですが、保険適用ゆえ納得できない部分がありました

では、どの部分が納得がいかなかったのか、保険適用とはどのようなものか筆者の経験をもとにお伝えできたらと思います。

※今回は3回目の手術(赤い文字の部分)についてお話しします!

筆者の二重手術遍歴

  • 2011年春 埋没法→一重から二重
  • 2011年秋 埋没式眼瞼下垂手術→右のみ
  • 2014年秋 保険適用の眼瞼下垂手術(切開)→右のみ
  • 2017年春 自由診療の眼瞼下垂修正手術(切開)→左右

埋没式眼瞼下垂手術を受けるも…効果なし

2011年の秋に右目のみ埋没式眼瞼下垂手術という、まぶたを切らない眼瞼下垂手術を受けました。

しかし、先天性中程度(瞳孔が半分隠れるくらい)の眼瞼下垂である私には全くと言っていいほど効果がありませんでした。

その際の術前・術後の写真です。

術前

術後

全然納得も行っていないので、本当ならば今すぐにでも手術を受けたかったのですが…。

その後、大学4年生になり就活に追われ手術できず。

社会人1年目では仕事に追われていたことも事実でしたが…。

学校のように長い休みはないので、目をいじったことがバレてしまうのでは、何か言われてしまうのではないかとビクビクしてしまい手術に踏み切れませんでした。

しかし、社会人2年目の2014年!

手術への熱い思いが上回り、眼瞼下垂の修正手術を決心したのです。

カウンセリング回り

今回は埋没式ではなく切開をしてもらい、根本的な改善を図ろうと決めていました。

希望していたのは保険適用による眼瞼下垂の手術でした。

理由は単純です。費用が全然安いから(笑)

そして、保険適用も自由診療も手術の内容自体は変わらない為です。

中には保険適用でも綺麗に改善されている症例写真があったので、自分もそのように手術してもらいたいと思っていました。

カウンセリングには3件行きました。

Aクリニック

  • 保険適用にはならない
  • 片方の眼瞼下垂手術だが両方やることをお勧めする。患側のみまぶたの開きをよくすることで、健側のまぶたが下垂する恐れがあるため。(これをヘリングという)
  • 費用は50万
  • 挙筋前転法
  • 先生の態度○

Bクリニック

  • 保険適用可能。
  • 目の開き具合を見ると、手術は片側のみで問題ない。
  • 費用は片側2万円。
  • 挙筋短縮法
  • 先生の態度×

Cクリニック

  • 保険適用可能
  • 手術は術後の健側の下垂(ヘリング)も考えられるので、左目は今が開きが100%として80%くらいになると考えていい。手術は両目をお勧めするが、片目のみの手術を希望する場合はヘリングを想定して開きを調整する。
  • 費用は片側2万5千円。
  • 挙筋前転法
  • 先生の態度△

このクリニックにしよう!その決め手は?

3件のカウンセリングを終え、多少悩みましたが、Cクリニックにしました!

ここは院長先生が眼瞼下垂の手術が得意なことで有名なクリニックだったのですが、カウンセリングも1番しっくりきました。

結構態度は淡々としているのですが、説明が1番明瞭かつわかりやすく、いろいろな選択肢を掲示してくれたからです。

Aクリニックも雰囲気、説明ともに良かったのですが保険が適用されなかったのが残念でした。

Cクリニックの先生から与えられた手術の選択肢は3つでした。

  • 左目のヘリングを想定して右目のみ手術をし、80%〜90%くらいの開きにする
  • 同日に両目を100%の開きになるよう手術する
  • 右目を100%にしたのち、後日左目も手術して100%にする

ちなみに先生がオススメするのは2番目だったようです。

1番目はヘリングはどの程度出るのか?想定しかできない部分もあるので難しいこと、3番目の別日での手術はまぶたのコンディションは日によって違うので差異が出やすいから、ということでした。

しかし私は1番目を選択しました。(今となっては、なぜその選択にした?といった気持ちですが・・・)

  • 左側の目は結構気に入ってたので、左目の印象が変わってしまうことを恐れたため。
  • ダウンタイムが充分に取れないため。右目のみ手術なら眼帯等でごまかせるが、両目になると即バレするため。

この2つが大きかったですね。

両目の手術は当時の私にとって大きなリスクであると感じていたのでしょう。

手術後の経過

初めて埋没法で二重にした時(別記事)より大きな腫れはみられませんでした。

手術直後の写真ですが、これについてデータが残っておらず…。

手術から1週間後、抜糸直後の写真を載せます。

※撮影方法の違いで目の左右が反転しています。向かって右が施術した目です。

開きはだいぶ改善されているように思われます。

挙筋前転法ということで、まぶたを切開していますので、腫れが落ち着くまで3ヶ月程度です。

しかし、既に左右の大きさが揃っていますよね…なので、3ヶ月後には右まぶたの方が開きが良くなりすぎてしまうのでは?と心配していました。

3ヶ月後の写真

※撮影方法の違いで目の左右が反転しています。向かって右が施術した目です。

だいぶいい感じですよね?

ですよね?

その時は満足していたのですが…、しばらくすると納得のいかない点が出てきました。

左右差が出てくる場面が…。

手術から半年ほど経過した頃、また目が気になってきました。

写真や動画を撮ってもらった際に、特に見られました。

  • 力を抜いて目を開けている時は目立たないものの、まぶたをカッと開いた時や笑った時にまだ顕著な左右差が見られること。
  • 右目が三角目で目頭側の開きが悪い

目を大きく見開いている写真はなかったのですが、笑ったときの写真を載せます。

友人や家族には気にならない、と言われましたが自分は気になって仕方がありませんでした。

手術自体は成功だったの?

まあ…成功だったと思います。

右目の開き自体は改善されているので。

しかし、どうしても納得がいかない自分がいました。

しばらくしてクリニックにて経過を見てもらった際に、上記の2点を訴えました。しかし、目の開き自体は改善されているのでこれ以上は保険適用外になるとの返答がありました

ごもっともではあります。

私自身、保険適用でやったことに後悔はしていませんし、いいドクターだったと思います。

ですが同日に両目をやっていたら…という思いは拭いきれません。

せっかく先生が与えてくれた選択肢を私が見誤った感がすごいですね。

自分がどんな目になりたいのか、具体的なビジョンを描いておくこと

それを踏まえた上でカウンセリングをし、どこまで実現するのかを聞くこと

そしてそれらを吟味した上で施術の選択すること

これが本当に大切なことだと実感しました。

保険適用のメリットとデメリット

今回のこの手術で、保険適用のメリットとデメリットを身をもって知りました。

保険適用は症状の改善が目的です。

ある程度は審美面も甘味してくれるとは思いますが、細かいデザインの要望までは応えられません。

私自身、カウンセリングの時は形の細かいデザインの希望などはなく、ただただ右目の開きを改善したい!という思いでしたが、いろいろと細かく要求をしていたら保険適用にはなっていなかったでしょう。

保険適用で眼瞼下垂の手術をしたよ。まとめ

3回目の眼瞼下垂の手術は目の機能回復で考えると成功です。

しかし、私自身は納得が行っておらず、今度は目の形や細かい左右差が気になり出してしまいました。

結局、眼瞼下垂の修正手術を3年後にするわけですが、それまで再手術かやめるか、かなり葛藤しました。

第4回目については別記事にてお話ししたいと思います。

最後まで見ていただき、ありがとうございました!

埋没式眼瞼下垂手術の体験談!先天性片目眼瞼下垂の闘い。Part2

どーもこんにちは、さちゃーです!

以下のような人に向けた記事です。

  • 眼瞼下垂のことを知りたい!
  • 症例を見たい。
  • 眼瞼下垂や二重の体験談を聞きたい。

以前、一重から埋没法で二重にした体験談と、その手術を経て眼瞼下垂が発覚した話をしました。(記事はこちら)

ここではその続編のPart2として

初めての眼瞼下垂手術の体験談をお伝えします。

結論から言いますと、初めての眼瞼下垂手術は納得のいく結果にはなりませんでした。(この後2回修正手術をしていますしね)

ではなぜうまくいかなかったのか、筆者がした手術の詳細も含め、眼瞼下垂に悩んでいる方に伝えられたらと思います

※今回は2回目の手術(赤い文字の部分)についてお話しします!

筆者の二重手術遍歴

  • 2011年春 埋没法→一重から二重
  • 2011年秋 埋没式眼瞼下垂手術→右のみ
  • 2014年秋 保険適用の眼瞼下垂手術(切開)→右のみ
  • 2017年春 自由診療の眼瞼下垂修正手術(切開)→左右

埋没で初めて二重に!その後・・・

大学3年生の春に初めて二重にしてから、日々鏡を見てはため息をつく毎日でした。

目の酷い左右差がより目立ってしまったからです。

その時の術前、術後の写真です。

施術前の一重の目

施術後の二重の目

最初は単に手術失敗だと思っていましたが、徐々に何か原因があるのではないかとも思い始めました。

「目 左右差」「目の大きさ 違う」

「右目開かない」「目 左右非対称 治し方」

など色々なキーワードで日々検索しまくりまして…………。

ついに

「眼瞼下垂」

というワードに辿り着きました。

これだーーーー!!と思いましたね。

そこからまたクリニックを探し&お金を貯めるためにバイトしまくり、ついに2011年の秋、手術に踏み切りました!

初めての眼瞼下垂手術

初めての手術は「埋没式眼瞼下垂手術」というものでした。

冒頭で述べたとおり、手術はうまくいきませんでした。

と、言うよりまーったく術前と変わらず、症状の改善はみられませんでした。

カウンセリング

やっぱりセカンドオピニオンはせず、1軒目で行って即決。

前回の手術から全く学んでいない私です。(笑)

ただ前回とは違い、クリニックをひたすら下調べ&比較し良さそうなところに行きました。(ここではSクリニックとします)

Sクリニックに行く前から自分の中では、ほぼこのクリニックでやるんだ!と決め込んでいたと思います。

下調べでSクリニックに惹かれた要素

  • 症例写真で自分の目に似ているものがあったが、すごく綺麗に目の開きが改善されていた為。
  • ドクターが院長1人なので、施術も確実に院長がしてくれる為。
  • ブログで日々症例写真を載せたり手術の解説等もしていた為。

・・・いい感じだと思いません?

でも、その前のめりな気持ちがいけませんでした。

そして実際にカウンセリングに行ってみてどうだったかと言いますと・・・

ドクターは適当の極みでした。

雰囲気は明るくて気さくな感じでした。いい人感すごいです。

以下交わした会話です。

ドクター
ドクター

確かに眼瞼下垂っぽいね。右目だけかな。そうなると片目のみの手術になるね、手術は切開が20万、埋没が5万になるよ〜。どうする?

さちゃー
さちゃー

埋没でも眼瞼下垂って治るんですか?

ドクター
ドクター

(ビジーを使い右まぶたをクイッと上げながら)治ると思う。あなたの目のここをこう持ち上げればいい感じになると思うよ。

さちゃー
さちゃー

(あ、いい感じ…)じゃあそれやります!

そのまま手術室直行。

・・・多分カウンセリング時間は10分くらいではないでしょうか?

早すぎですよね(笑)

どのようにアプローチするのか、術後の保証など何も聞かずにそのまま即決してしまいました。

当時は適当だとも思わず・・・。

気さくで雰囲気よし、手術もできるって断言してくれるいい先生だ!と思っていました。

手術の様子

時間は10分くらいと短く、前回の手術と同じくらいの時間でした。

まぶたの裏側に麻酔を3、4回打って、麻酔が効くまで少し待ってから手術開始。

まぶたを針で貫通させて縫っているようですが、なんかチクチクするな〜くらいで痛みは感じませんでした。

むしろ麻酔の方が痛かったです。

手術後の経過&写真

この手術に至っては経過写真が全くないのです…ごめんなさい。。。

というのも、手術直後から変化が全く見られなかったので撮るモチベーションが失せてしまったと思われます・・・

手術後すぐに帰宅した際も、家族は目を手術したことに誰も気付かなかったほどでしたからね。

ただ、術後半年ほどして撮影したものでわかりやすい写真がありましたので、比較してみます。

1回目の埋没の術後(2011年春)

埋没式眼瞼下垂手術術後半年(2013年春)

化粧していて見づらい部分はありますが、両方とも同じですよね?σ(^_^;)

失敗の要因は?

埋没式眼瞼下垂手術が自分のまぶたに合ってなかった

と思われます。

軽度の方はともかく、先天性&中程度の眼瞼下垂の私の目ですと埋没法の眼瞼下垂手術では改善が困難だったのでしょう。

あとは、やはりセカンドオピニオンをしなかったことですね。

今はその重要さがよくよくわかります。

どんなに下調べをして良さそうなクリニックでも、カウンセリング内容は軽視してはいけないと2回目の手術で学びました。

そして、そのカウンセリングについても

雰囲気がいいドクターでも、納得できるカウンセリング内容でも当日にその場で手術を決めたり、1つのクリニックの意見で手術を決めることはやめたほうがいいです。

また、筆者自身の眼瞼下垂に対する知識が不足していたことも要因のひとつです。

患者という立場で選択する者として、眼瞼下垂の症状や手術のことをもっともっと理解をしておくべきでした。

埋没の眼瞼下垂手術って何?

そもそも、埋没の眼瞼下垂手術って何?と思われた方もいると思います。

通常の埋没法の二重手術とまぶたを切らないことは同じですが、アプローチのかけ方が違います。

手術の名称はクリニックによって違いますが、手術の内容自体はどこもほぼ同じです。(ここでは埋没式眼瞼下垂手術と言わせてもらいます)

埋没式眼瞼下垂手術はまぶたを挙げる働きをもつミュラー筋を瞼板組織に縫い付ける手術で、埋没法の二重術より複雑な手術です。

埋没の眼瞼下垂手術はクリニックによって、やっていないところもあります。

埋没式眼瞼下垂手術と埋没法の二重術の違いについては別記事にて、今後詳しく解説できたらと思っております。

埋没式眼瞼下垂手術の体験談!まとめ

私の深く考えずに物事を決めてしまう悪い癖が発揮されまくっているおかげで、ことごとく手術がうまく行きません…!

本当に整形って確実性もなく、ギャンブルみたいだと感じましたね。

まさに出口の見えない戦いです。

術後にことごとくメンタルがやられることが嫌で、ここから3年葛藤するわけですが、社会人になって眼瞼下垂手術を再び受ける決心をします。

それについてはまた別記事にて載せたいと思います。

最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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